西村洲衞男のブログ以外の文章(未公開のものなど)

1998年3月に愛知教育大学で行われた西村先生の最終講義の記録を掲載します。
私はこれまで児童養護施設で多くのこと学ばせてもらいました。その中の一つ、「僕はこの世に生まれてきてよかった」と、親が誰かもわからないある男の子が高校を卒業するに当たり先生にそう言ったそうです。
少し以前まで境界例が学会を賑わわせていたが、皆が境界例になれたのか、境界例が少なくなったのか、最近境界例について臨床家が冷静になってきたのは確かであろう。
最近あまりカウンセリングノートを書いていない。面接しているとき、これは面白いから書いておくべきだと思うが、今こうしてパソコンの前に座って何を書こうかと考えてみると一向に何も出てこない。困った。これが老いというものだろうか。
夢:南の方に広がる海で泳いでいる。岸近くにやってくると海はすごくきれいで透明度が高い。岸の岩がすごくきれいに見える。蛎殻はついていないので危なくはない。しかし、魚はいるはずだが見当たらない。陸に上がって見ると左手の方で中学生くらいの男の子たちが遊んでいる。そこへ行ってみると面白そうなので私も岩伝いに歩いてみると危なくない。やはりそこもきれいな海だった。魚影も蛎殻もなかった。
檀渓心理相談室内にあったファイルに残されていた文章です。内容からすると箱庭の研究会用に書かれたもののようです。書かれた日時ははっきりしませんが、同じファイル内に残されていた資料から、平成元年ごろのものだと思われます。
檀渓心理相談室の近くにわらび餅で有名な和菓子屋さんがある。ここのご主人は名古屋のある有名なお店で修行されたらしい。和菓子作りの本はたくさんあるけれど、本を読んで和菓子職人になれるとは誰も思わないだろう。和菓子職人は和菓子作りの職人に弟子入りして職人となる。 臨床心理士の仕事は本当は職人的な仕事であるから師匠に弟子入りしてやり方を習うのが本当だろう。
最終更新日2016年12月13日の文章です。ブログ用の文章だと思われますが発表はされておらず、書きかけのものなのかもしれません。
「何もしないことに全力をつくす」とは河合隼雄先生定年退官講義のときの言葉である。クライエントの意識と無意識を含めた全体が当面する問題に対して何らかの答えを出してくる。その答えはほとんどカウンセラーの予想を超えたものになる。
2006年7月17日、愛知県芸術文化ンターのコンサートホールで、檀渓心理相談室の開室10周年を祝う「笛の会」を開催しました。当時、文化庁長官だった河合隼雄先生と詩人の工藤直子さんをお迎えしての豪華な、でもとてもアットホームな会でした。

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