西村洲衞男のブログ以外の文章(未公開のものなど)

西村先生が書かれたプレイセラピーについての覚え書的なもので、プレイセラピーに対す る先生のお考えが凝縮されているように思います。 来談された方が自由に持っていっていただけるよう玄関におかれていました。 それをお持ちになっていた安城カウンセリングルームの杉浦ひろみ先生より頂きました。 写真の文を下記に載せました。 プレイセラピーのすすめ...
「私の病状経過 がんセンター受診メモ」というタイトルで、西村先生がご自宅で使われていたパソコンに保存されていた文書です。2019年9月にがんセンターに受診された際に持参されたものだと思われます。
2014年に富山県心理士会の研修会として行われたセミナーの資料です。
2017年2月に東海箱庭研究会で行われた講演の資料です。東海箱庭研究会様の許可をいただいて掲載します。
「箱庭療法 ソウルセミナー」のタイトルで保存されていた資料です。最終更新日は2016年8月となっています。西村先生は箱庭療法の指導のため何度か韓国に行かれ、また韓国の方々も数回檀渓心理相談室にお越しになりました。
出生して赤ん坊はおギャーと産声をあげる。この産声が誕生の証である。X助産院のA助産師は産声おギャーは出産の驚きの声であって、子どもが安心して生まれてくるとこのおギャーが出ないと言われた。一般的にお産というと痛い苦しいというイメージから血まみれという印象を持ちやすいが、正常分娩であれば血は出ないということである。確かに我が家の猫が出産したときも血は出なかった。猫のおギャーもなかった。はじめは出てきた赤ん坊を引きずったが、後は寝床に入れてやると5匹を生んだ。おギャーは無かった。いつの間にか生まれていた。
心は植物の種子が春が来て発芽し双葉になり、成長し一本の木になるように、あるいは、卵から幼虫が生まれ、幼虫がさなぎになり、脱皮して成虫が誕生するように成長し変化するものである。
国文学者西郷信綱は夢を信じた人々を古代人と呼び、『古代人と夢』という本を著しました。特に長谷寺の夢信仰が紹介しされています。昔は夢のお告げが信じられていましたし、その伝統は今も残っています。長谷寺に朝早くお参りするとその有様を見ることができます。  古代ギリシャにおいても、治癒神アスクレピウスを祭る神殿医学は夢のお告げによって治療を行っていたといわれています。マイヤーは『夢の治癒力』を書いてそれを紹介し、現代の心理療法における夢分析もそれと同じであることを明らかにしています。
心の発見で述べたようにこれまでの臨床心理学は意識と無意識、前意識、普遍的無意識、類心的な心などを区別して考えてきました。  人は先ず動物であり、年齢によって変化する精神を持ち、家族を持ち、また社会集団を形成し、歴史と文化を背負った存在です。人の心を見る場合に、このような様々な側面を多く持っているので臨床心理学においても視点の多様性を受け入れ、思いつく多様な視点から考える方が良いのではないかと思います。

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