木を見ることが好きだ。なんとなく親近感のようなものを抱き、そこに木があるだけで気持ちがほっとする。
時々、大きな木を見に行くことがある。木を見ることだけを目的に旅行に出ることもある。こういう人は結構いるらしく、全国各地の大きな木を紹介するガイドブックが出ている。インターネットで調べてみると、大きな木を紹介するサイトも多い。実際に見に行った人が行き方などを詳しく説明してくれているものもあり、ありがたい。
木の種類にもよるだろうが、やはり樹齢1000年を越える木になると圧倒的な大きさがあり、それ相応の存在感を放っている。威厳があり、木の前に立ってみると神聖な気持ちになったりもする。実際に本物の木を見に行ってみると、写真だけでは分からない、木の持つパワーのようなものを感じて、やはり見に来て良かったといつも思う。
せっかくだからと毎回、何枚も写真を撮る。しかし後から見てみると、実際に木を見た時に感じた圧倒的な存在感、迫力や威厳は、写真からでは全く伝わってこない。自分のこころの中にある木と、写真の木とが全く違うことにいつもがっかりしてしまうのだが、実際に向き合ってみること、直接見ることでしか伝わらない何かがあることが、むしろ大きな木の魅力のひとつなのかもしれない。
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