収穫のとき

今年は柿が沢山実をつけた。冷え込みが始まったので収穫し、柿のできないところへ送らせていただいた。沢山の実をつけてしなった枝は実をとってもしなったままである。
昨年から今年にかけて色々学ぶことが多く、遅ればせながらやっと、心理臨床における自分の生き方が定まった。私の心理臨床も実ったのだ。これからはこれで行こうと自分のやり方が定まったら考えることが無くなったような気がしている。気づいたら、ブログにエッセイを書くことが少なくなっていた。私の今の姿は柿の木に似ている。
河合隼雄先生は毎日毎日考えて生きることの大切さを教えてくださった。しかし、パソコンの 前に座って、何も書くことが無いというのは虚しい。
先日、自分の面接や他のカウンセラーのスーパービジョンで大変興味深いことがあったのでこれを書こうと思ってメモして眠ったら、ダンケのベランダに出て窓を拭こうとして長椅子に座ると、長椅子が後に移動して後ろ向きに仰向けになって、高層階から転落するイメージで目が覚めた。外側から窓を拭いたらダメだという内面からの警告だと思ってそれをエッセイに書くのは止めにした。夢は心の窓を内側から拭きなさいと警告している。
河合隼雄先生と自分は対称的で、先生には中心があってそこから波紋が広がって多方面に影響が及んだが、私は中心が無くて、周囲から中心に向かって収束していって、そしてやっと中心を得た感じになったと思う。これからは、私も中心から周辺に広がるようになりたいと思う。
中心を得て周囲に広がり始めたからか、周囲で色々なことが起こり始めた。良いことも厄介なことも。それらと取り組んで行くのが私の人生になったのではないかと思う。
最近体調不良気味で、夜の仕事は休みたくなっている。これは人生の一つの目標を達成した後のうつ状態かと思う。うつ状態になって自分の心の世界に浸りこみたくなっている。うつ状態は自分を取り戻すために大切なときである。車の運転もめんどくさいから、夜はできるだけ運転しないことにした。できれば、車を辞めたいくらいになった。考えながら歩くのがいい。これからはいろいろと考えながら歩いて生きていきたい。そうすれば様々な収穫がるのではないかと期待している。