PDDとADHDについて

 私がPDDとADHDを混同していることについて、(08/29)さんから「違います」とご指摘をいただいた。ご指摘ありがとうございました。

 

 

 今世の中はもっぱらDSMが席捲している。このDSMが取り入れられたことによって、従来の精神病理学は表に出なくなった。DSMでは表に出た状態像だけで判断するから、何故PDDになっているか、何故ADHDになっているかについて考えることが無い。何故を考えないから当然治療法も出てこない。DSMに対応する治療法は認知療法である。これまた認知を変えれば行動パターンが変わるというなんとも安易な考え方である。心の表面しか考えない、心の内面を見なくても済む人の考え方であろうと私は勝手に想像する。PDDやADHDが説明してあるDSMの本を読むと、その文章自体が極めてアスペルガー的である。感情がほとんど無い文章である。みんなが本文を読まず、チェック項目のところだけで済ますはずである。この本を読んでいるときわめて高級なロボットが書いた本を読んでいるような気がする。PDDやADHDやLDについて間違いを犯すのは、私がこのようにDSMが嫌いなせいである。このために私はアメリカ嫌いになってしまった。