個性化と肥満

 久しぶり木曜日一日暇ができたので買い物と社会見学に繁華街に出た。名古屋の地下街で気づいたのはアメリカの中年女性のように肥満した女性が目についたことである。

これまでこのように肥満した女性はアメリカの成人女性に多く見られた。それがついに日本人の女性にも出てきて、その人たちが繁華街に出てきて結構目につく存在になった。すらりと背の高い女性も多くいて、身長170センチを超える若い女性も珍しくなくなって欧米化が進んでいる。そしてついに肥満体質の出てきたのではなかろうか。

 これは栄養が欧米並みになったためであるとわかるが、肥満女性の出現はアメリカ文化影響であろうと思う。個性化が進み、女性も男性と同様自分の道を歩み、そして男性同様に独立的になって来たのではないかと思う。独立的になるとその分孤独になる。その孤独の空白を埋めるように肥満した人が多くなってきているのではないかと思う。

 一方、独立的なって行動的で、精悍な積極性や攻撃性をもった女性もある。そういう女性は反対にやせ症的になっているのではなかろうか。このやせ症の人たちも女性特有のグループを作ることはなかなか難しくどちらかと言えばやや孤独である。

 実を言えば私自身も肥満体質になってしまった。その背景には年を取って孤独になったことが原因している。こうしてブログにエッセイを書いていても反応はほとんどないから孤独である。この孤独を埋めるように肥満になっていると思う。群れることが無いから話をして発散することが無い。何となく疲労がたまる。疲れると動かないから太る。体重は変わらないのにおなかだけ突き出してくる。これは太ることとはまた別なようである。

 最近私同様に大きなおなかを突き出している年配の男性が目立っている。肥満と孤独が年配の男女を席巻して行くのではなかろうか。この肥満は健康のための運動だけでは絶対に改善されないのではないかと思う。皆さんはどのように感じられますか。

 私自身は自分のお腹を抱えて、布袋さんを連想する。布袋さんは座禅をして自分の中に安住している。自分も孤独の中の自分だけの世界で安住しようとしているのではなかと気がかりになった。肥満の身体の中に安住するとは毎日死んでいるのではないか。これから生きることを考えなければならない。